古希祝い・喜寿祝いに父親に喜ばれる刺繍入り紫ベストのプレゼント
父親へ「感謝」から「尊敬」の気持ちへ・古希祝い
日頃、問い合わせやご注文をいただき、お客様とのメールや電話でのやりとりをさせていただく中で、贈る方へのいろんな気持ちがとても温かく伝わってきます。 60歳の還暦祝いというのは、部下や同僚の方々からの「感謝」の気持ちや、ご家族からの「お疲れ様!」という労いの気持ちが多く感じとれます。
そして、70歳の古希祝いは、ご家族からの「尊敬」の気持ちをとても強く感じます。
古希祝いを贈る側の子世代は40~45歳くらいが多いと思われますが、その年代というは慌ただしい子育ても落ち着き、会社でも役職を与えられ、自分の将来や健康について見つめ直す年代です。
私もそうでしたが、腹も出だして、頭髪を気にして、自分のことをオッサンになったなぁ~と感じるのもこのくらいの年でした。
そういうふうに自分自身を見つめ直しながら古希を迎える70歳の父親や母親を見ると、とてもアクティブな生活をしていることに気付きます。 運動や食生活に気を配り、肌艶もよく、気持ちも前向き。 そうやって人生を謳歌している姿を見ると、尊敬の気持ちはとても大きくなります。 しかも父親と母親が一緒の趣味を楽しんでいるとしたら、なおさら「すげぇなぁ」という思いになります。
自分もあんなふうに歳を重ねていけるだろうか。 今の生活で健康でいられるだろうか。 人生の先輩として、身近にいる目標として、父親と母親を改めて「尊敬」のまなざしで見直す機会になっているのが古希祝いのような気がします。
たまに「ちょっとアクティブすぎるから、もうちょっと落ち着いてほしい!」みたいな願いを親に対して持ってる方もいらっしゃいますけどね(笑) 親の偉大さを改めてひしひしと感じる機会となるのが、古希のお祝いの一番の意味なのかもしれませんね。
古希祝い&喜寿祝いにはなぜ紫色なの?
70歳のお祝いは古希です。 これは中国の唐の詩人・杜甫の「曲江詩」にある「人生七十古来稀なり」に由来します。昔は70まで生きることは稀だったようです。今や日本人の平均寿命は男性は81.41歳、女性は87.45歳となりました。(2019年調べ)まさに長寿大国ですね。
77歳のお祝いは喜寿です。 喜の草書体「」が七・十・七と分解できるため、喜寿と言われるようになりました
古希の色とされる紫色は古代ローマや、中国、日本で大変貴重な色で、地位の高い人しか使うことが許されない色でした。そのなごりがあり、70歳や77歳を迎えた人に敬意と尊敬の気持ちを込めて、紫を祝いの色として使用するようになりました。
紫といって、私がまっさきに思い浮かべるのはぶどうです。 当店のある山梨は、ぶどう県と呼ばれるほどぶどうの生産が盛んで、生産量国内シェアの25%を占めています。 夏場はあたりまえのようにぶどうが冷蔵庫に入っているため、麦茶やお酒を飲むために冷蔵庫を開けるたびに冷やされている巨峰やピオーネを3粒ほどつまんで口の中に放り込みます。 そんな生活が定着しているので、紫というと「甘い」イメージが浮かびます。
ファッションでの紫色の一般的なイメージは「個性的」「芸術家的」という感じがします。また紫色の服を着ていたり、ワンポイントに紫を使用している人はとてもオシャレに見えます。ご婦人が髪を紫色に染めるのも、オシャレに気を配っているのが分かりとても素敵だと思います。
また、心理学的にもでは、紫は疲労を軽減させて心を落ち着かせてくれる効果があります。青色と同じように、睡眠や瞑想に誘導する色ともいわれています。
そんな「甘く」「個性的で」「癒し」のイメージの色ということを意識して、古希の紫色をファッションに取り入れてみると気分も楽しくなるかもしれませんね。
希少です!あまり作られていない紫色の服!
古希・喜寿のお祝いの色が「紫」ですが、なかなか紫の服というのは珍しくなかなか無いのが実状です。
Tシャツやポロシャツでは目にすることがたまにありますが、アウターやボトムではほとんど見ることはありません。 確かに紫の服って、私のタンスでもTシャツしかありません。
スポーツのユニフォームではどうでしょう。 Jリーグなら京都パープルサンガ、サンフレッチェ広島、海外ならフィオレンティーナなどがあります。とても上品で格式高い雰囲気を感じますよね。
高校野球好きな私は、紫が使われているユニフォームといえば天理、関東一、愛工大名電、金足農、などの高校が頭に浮かびます。 どのチームも甲子園で素晴らしいプレイとともにユニフォームも印象深く思い出に残っています。 白地に紫が映えて非常にカッコよく、品のある印象です。
男性でも女性でも使いやすく、オシャレ感がアップし、しかも上品な雰囲気なので、もっといろんなアイテムが生産されてもいいのになぁというのが率直な感想ですが、あまり作られていないのです。
当店でも、還暦祝いの赤ベストの人気が出てから、長寿のお祝いとして、古希や喜寿の贈り物を探しているお客様から、「紫色のウェアはないですか?」と問い合わせをいただいておりました。既存の商品では無かったため、ルコック社と交渉を重ね、当店オリジナルの紫ベストを生産できることになり、完成することができました。 胸元に黒と白の2重線が入った紫ベストは、非常に人気となり、ご家族からの贈り物だけでなく、ご年配の方々のサークルのお揃いのウエアにもご使用いただきました。
ご年配の方にとってベストは腕の動きがスムーズにでき、着たり脱いだりするのもラクにできるというのが新たなメリットの発見でした。そういえばベスト好きな方って、ベストがトレードマークのようにいつも着ていますよね。きっと着やすく、便利で使い勝手がいいのだと思います。
現在当店には、古希・喜寿祝いのプレゼント対応として紫のベストやジャンバーやニットベストなど在庫がございますが、とてもカッコよく、着ているだけでオシャレ感が高いです。またそれぞれに黒やシルバーや白で装飾が入っており、シブさが増しています。コーディネートもしやすく、黒と合わせるとしまった感じがして男性らしさが光ります。 ぜひ、ご覧くださいませ。
家族みんなで選びたい古希・喜寿祝いの贈り物の相場は?
古希・喜寿祝いは家族から贈られることが多いです。 ということは当然、趣味や好み、体のサイズ、すでに持っているものなど把握済みかと思います。こだわりの趣味がはっきりしていれば、贈り物のチョイスもしやすいでしょう。
これから古希・喜寿祝いを考える場合、一般的な贈り物として、食べ物、お酒、食器、家電、旅行、洋服、などが頭に浮かびますね。きっと贈り物の選択には子どもだけでなく、お孫さんも一緒に考えるでしょう。愛されジイジへのプレゼントは、ジイジがすごく驚いて、すごくカッコよくなるものを望んでいるでしょうね。
長寿のお祝いには、お祝いの色があります。古希や喜寿のお祝いの色は紫色です。 紫色なものにこだわってみて、この機会に長寿のお祝いの年や意味を家族みんなで学ぶのもいいですね。
そして、ノーブランドの安価なものは避けたほうが無難かもしれません。誰もが知っている一流メーカーで、上質なもののほうが飽きも来ず、長く使用できると思います。
私が店内で接客をしていて、お客様が試着をされて鏡に映ったご自身の姿を確認する時の雰囲気が、とても素敵だといつも感じています。ちょっとあごをひいて、背筋をピッと伸ばし、正面や斜めからの見え方を確認する姿は、とても凛としていて、その姿勢だけで実年齢-5歳くらいの若々しさを感じます。 上質な服、真新しい服には、そういった意識の高揚の効果があると確信しています。 「幸福」をもたらすのは「幸服」なのです。
そういったいろんな条件を満たしていて、刺繍を入れられるというサプライズのある当店の名入れ刺繍入り紫ベストは、やはり古希・喜寿祝いにオススメです。
刺繍をして11,000~16,000円の価格帯で、ベストやジャンバーやシャツがございます。充分な満足感を得られる古希・喜寿の贈り物にさせていただきます。
10年後も水口屋さんにしようと決めてました!・古希祝い感激エピソード
ホームページを開設して15年が経ちます。 その当時は、当店には刺繍の機械は無く、隣町の80代の女性刺繍職人のお宅に通って、刺繍機械の操作方法を学び、機械をお借りして刺繍させていただいておりました。
普通に市販されている洋服に刺繍をすることによって、オンリーワンな逸品となり、お客様に感激していただけることに最高の喜びを感じていました。 まさに、流行っていたスマップの「世界に一つだけの花」のNo,1にならなくてもいい、もともと特別なonly oneという歌詞に、「この気持ちわかるわ~、こんな店になりて~」と目を細めていたのもこの時期です。
それから、刺繍機械を自社に導入することができました。機種も最新のものですので、刺繍可能な書体、デザインも豊富になりました。なによりじっくり時間をかけお客様の好みに近づけることも可能になりました。もちろん急ぎの納期にも対応可能です。よりこだわりのonly oneが実現できるようになりました。
そして、最近では10年前に還暦の赤ベストをご購入いただいたお客様が、古希のお祝いに紫ベストを購入してくれることがあります。
赤ベストに60th Anniversaryと刺繍した方が、10年後の古希祝いには紫ベストに70th Anniversaryと刺繍を入れる。まさに感動です!こんな喜びはありません。
これは、贈る側も贈られる側もまず健康でなければありえないこと。 そして、とびきりのお祝いの気持ちがなければ実現しないこと。 そして、当店のことを忘れずにいてくれること。 この3つの条件が揃わなければ実現しないことでしょう。特に3つ目がなによりも嬉しいです。
そのお客様とからのメールで「還暦祝いの時に父に喜んでもらったので、その時に10年後の古希もぜひお願いしようと決めていました」といただき感涙でした。 そしてやりとりの中で、お客様に「次は喜寿祝いですね」と私からメールする前に、お客様のほうから「7年後は喜寿祝いお願いします!」と返信いただいたのは、最高の感激エピソードです。
コロナ禍で会えない遠方のお父様への古希祝いに!
長期化する新型コロナの影響で、人との接触は極力減らし、移動を最小化すべきという生活はまだまだ続くと思われます。「会いたい人を守るため」年末年始やお盆やゴールデンウィークの帰省を我慢されている方も多いでしょう。
先日、ニュースで「ドライブスルー帰省」というのを見て、ビックリさせられました。 それは、家族4人が車に乗り、東京から静岡の実家に帰省し、車の窓を開けずに祖父と祖母に再会するのです。 窓ガラス越しに手を合わせるジイジと孫。うるんだジイジの目には光るものが。。。まるで映画「アルマゲドン」のワンシーンのようでした。本来なら抱きしめたい気分でしょう。そして、ものの数分でさよならをして車は去っていきました。 まさにドライブスルーな帰省で、久しぶりの再会がなんとも切ない気持ちにさせられました。
最近では「オンライン帰省」なるものも注目されていますね。zoomやスマホのビデオ通話を利用して、顔を見ながら話ができるのはとても便利です。孫とラインでつながるためにスマホを持つというシニアもいますので、存分に活用してみると楽しいかもしれませんね。
帰省の自粛の傾向は、当店でも感じております。本来なら実際に会ってプレゼントを渡したいところでしょう。 けれど「古希を迎える誕生日に今年は会えないので、〇月〇日の午前中に、実家のほうに到着していただけますか?」という依頼が以前よりも多いです。
差出人は、ご注文者様のお名前で、ラッピングをして、古希祝い用、喜寿祝い用のメッセージカードを添えてお送りさせていただきます。
刺繍の完成写真はご注文者様に送信させていただきますので、どんな仕上がりがご確認くださいませ。 到着した日は、間違いなく実家から感激の電話が鳴りますので楽しみにお待ちくださいませ。
シブいです!古希・喜寿祝いに人気の刺繍5選!
古希祝いの3行刺繍(1,100円)筆記体(縦7.5cm×横幅10cm) 基本の古希祝いの3行刺繍です。筆記体は、流れるような雰囲気なのでデザイン的な仕上がりになります。店長が一番好きな字体なので、イチオシしております。
古希エンブレム刺繍記念日入り(2,000円)筆記体(縦8cm×横幅11cm) オススメの筆記体です。紫色地にシルバー糸のエンブレムと、白糸の文字が映えますね。
喜寿エンブレム刺繍記念日入り(2,000円)Souvenir(縦8cm×横幅11cm) 柔らかい印象が伝わる字体・Souvenirです。着用される方の雰囲気に合わせて字体を選択してみると楽しいですね。
デザイン刺繍羽根(1,650円)CARLA(縦5cm×横幅11cm) 羽根のモチーフに手書き風な雰囲気の字体・CARLAです。ご希望の場合は、お問い合わせにてご連絡くださいませ。イメージ画像を作製し、送らせていただきます。
記念刺繍入り古希祝いタオル(タオル+刺繍代=3,300円)Souvenir(縦18cm×横幅23cm) 紫地タオルに、シルバー糸と白糸を使って名前・70th Anniversary・記念日を刺繍致します。実際は「もったいなくてタオルとして使えない!」とのことで飾っていただくことが多い古希祝いの贈り物です。